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2005年10月の宙(そら)

このコンテンツで使われている星図は天文シミュレーションソフトウェアステラナビゲータVer.7[asciisolutions.com]を用いて作成しています。また、星や星座の名称を後からペイントソフトで付け加えるなど、見やすいように若干の加工を施している場合があります。(むしろ無加工の場合の方が少ないです。)

今月の新月3日・満月17日

記号の意味はこちら

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上図は10月15日20時00分・東京の星空です。1日では21時00分に同じような星空を見ることができます。31日では19時00分頃の星空に相当します。

この時期は次第に夜が長くなり、星達が見えている時間が長くなります。
あまり明るい星の多くない秋の夜空ですが、今年は二つの明るい惑星がひときわ目立って見えます。
まず、夕暮れ時の西の空には宵の明星・金星の姿を見ることができます。
金星の見頃はこれから数ヶ月続きます。
さらに、夜が更ける頃には火星が見やすい高さまで昇ってきます。
火星は30日に地球に最接近します。2003年の大接近の時には及ばないものの、夜空の中で明るく輝いて見えるでしょう。

参考資料

(2005 October 18)


☆凡例
同じ記号でも内惑星と外惑星とでは基準が異なります。
<火星、木星、土星(外惑星)の場合>
◎…(日常生活の時間帯を考慮して)21時に高度が50°以上ある。気軽に見ることができる。
○…21時に高度が30°以上ある。
□■…○の条件は満たさないが、天文薄明(太陽高度-18°まで・太陽からの光が完全になくなり、6等星が夜空で見分けられる)が終了後/開始前の間(要は空が充分に暗い時間帯)に高度が30°以上ある。日没後に見える場合は□、日出前なら■。
△▲…天文薄明終了後/開始前の間に高度が10°以上ある。見通しの良い場所ならば見えるかも。日没後に見える場合は△、日出前なら▲。
×…天文薄明終了後/開始前の間に高度が10°未満。見かけ上太陽の近くにあるため見えづらい、あるいは全く見えない。

<水星、金星(内惑星)の場合>
○●…日没/日の出時に高度が15°以上。内惑星としては好条件。日没後に見える場合は○、日の出前なら●。
□■…日没/日の出時に高度が10°以上15°未満。周りに高い建物がなければ観望が可能。日没後に見える場合は□、日の出前なら■。
△▲…日没後/日の出前の空低く見える。日没/日の出時に高度が5°以上10°未満。観望条件は良くない。日没後に見える場合は△、日出前なら▲。
×…日没、日出時に高度が5°に満たない。

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