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2005年4月「丸ビルイベント【メガスタードーム】」

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オフィス街の中心部に現れたドーム(2005/04/18撮影)

概要

連絡先

備考

今回使われるのは各地でめざましい活躍を見せるメガスターIIの原型とも言える”メガスターI”だ。
常設館のあるメガスターIIと異なり、移動公演が中心のメガスターIの星空を観るチャンスはそう多くない。メガスターの原点に触れてみたいという方は是非足を運んで欲しい。

なお、丸ビルイベント情報一覧によると、22日と23日には【Miraikanサイエンスカフェ】が催されるとのこと。詳しい情報は出ていないがこちらも気になる。

(2005 April 11)

☆追記1…事前告知ではメガスターIで投影を行うとのことだったが、18日の投影を見学したところ、使用投影機がメガスターII"Minerva(ミネルヴァ)"にグレードアップされていた。
参考までに、18日の投影スケジュールは12時、14時、15時、17時、18時、19時、20時で、投影は入退場に掛かる時間を含めて約30分程度。なお、少なくとも筆者の経験からは整理券の番号は入場の順番とは関係がなかった。

☆追記2…サイエンスカフェの詳細ページがアップされた。 「20年後、私たちは宇宙に生命を見つけているか?」というテーマの、宇宙飛行士・毛利衛氏とその道の第一線で活躍する研究者とのトークイベント。22日の14:00〜15:50、23日の14:00〜14:50、17:00〜17:50の全3回が開催され、入場は開始約30分前に整理券を配布して行う。

(2005 April 18)

投影レポート

今回はメガスターの移動公演用に作られたエアドーム、言ってみれば仮設ドームが使用されている。このエアドームは入口を開放すると空気が漏れて潰れてしまうため、二重扉になっている。外側の扉を開けて大型エレベータくらいの大きさの小部屋に入って待機、外側の扉を閉めて内側の扉を開け、ドーム内に入るという仕組みだ。従って、入場は小部屋に入ることのできる約10人ずつに区切って行われる。もちろん、早めに入場した方が席を選ぶ自由度が高いことは言うまでもない。
ここで注意しなければならないのは座席の位置。最初に入ると詰めて座らなければいけないのかと思ってついつい一番奥の方を選択してしまいがちだが、そちらは(星を投影した時に話題の主役となる星々が昇ってくる)南の空を背にして座ることになってしまうためあまり条件が良くない
解説台のある側が北側なので、もし席が空いていれば迷わずその付近に座ろう。ちなみに入口付近(東)に座れば夕焼けに染まる西の空が、反対側(西)に座れば東の空から昇ってくる星々を見ることができる。

投影は日本科学未来館インタープリターによる生解説付きで、大手町付近の星空や日本から見えない南半球の星空などを観ることができた。
南半球の星空では、天の川や銀河などが忠実に再現されているというメガスターの特長を最も強く実感することができる。
さらに終盤には、それまで清楚で繊細な美しさを湛えていた星空がオーロラというドレスを纏って妖しく変貌、観客を魅了する。

おまけ

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ドーム周辺の様子(2005/04/18撮影)

ドーム周辺ではメガスターの恒星原板を顕微鏡で見ることができる。また、メガスターとは直接関係がないが、相対性理論などをわかりやすく解説したビデオも上映されており、全体的に興味深い展示となっている。
さらに、投影後のアンケートに答えると、蓄光塗料を使った星座図や元素周期表をもらうことができる。

(2005 April 18)

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