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「ホルストの『惑星』とその時代」

平成16年6月19日。
前回の「三蔵法師の見た星空」に続き、プラネタリウム宇宙教室参加者達の手による特別投影が行われた。
今回は「ホルストの『惑星』とその時代」というテーマで、組曲「惑星」を聴きながらその曲が作曲された時代背景を採り上げるというものだった。
番組は「惑星」の曲順に沿って火星、金星、水星、木星、土星、天王星、海王星の順にまずそれぞれの惑星を紹介し、次にその曲が象徴する意味を探るという構成がとられていた。軽快なテンポが特徴の「水星」が流れる中、プラネタリウムを使って水星が太陽の周りでせわしなく動く様子を再現するなど、おなじみの天文現象も見ることができる。
プラネタリウムでは通常天文学(astronomy)的な視点で惑星が紹介されることが多いが、ホルストはどちらかというと占星術(astrology)的な視点で各惑星のイメージを作り上げていったため、この番組で紹介される惑星達は心なしか普段とは違ったオカルティックな雰囲気に包まれていた。

前回の「三蔵法師〜」と比べると舞台となる時代が現代に近く、比較的有名な組曲「惑星」を題材にした今回の投影は、意外性や目新しさという点では若干不利ではあるものの、音楽を主体にした投影の雰囲気は良かったように思える。

なお、次回は「万葉集で愉しむ星空(仮題)」の投影が予定されている。

(2004 September 20)

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