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コル・セルペンティス(Cor Serpentis)

(画像:corserpentis.jpg)

名前の由来

“コル・セルペンティス”は“へび座”のα星“ウヌク・エルハイア”の別名で、ラテン語で“蛇の心臓”を意味する。
へび座は夏の星座。星座絵ではギリシャ神話上の名医アスクレピオスが手に持つ蛇として描かれている。この蛇を使ってローマに流行した疫病を鎮めたという伝説もあり、蛇は医術や生命・再生の象徴とも言われる。
この、“医神の蛇”の心臓をイメージして、真偽の程はともかく薬効があると信じられてきたワインに、健康に良いと言われるリンゴのジュースを加えてみた。


作り方

  1. あらかじめ冷やしておいた材料をグラスに入れ、ステア。

備考

使用したのは医師の一家が患者の治療用に醸造した事に起源を有するペンフォールド社製赤ワイン。健康によさそうなアップルジュースで割ってみたらこれがなかなかいけた。
混合する比率は色々試したが、結局シンプルな“1:1”に落ち着いた。
これでもまだ渋い場合はワインとアップルジュースを1:2にしても良いだろう。ワインの味はだいぶ薄まってしまうため好みが分かれそうだが、かなり口当たりが良くなる。

ワインの色は赤に限る。白やロゼでは“心臓”を思わせるような深みのある赤い色が出ず、サマにならない。

(2004/04/14)
(Last Revised:2009 September 3)

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